オノマトペってなに??
日本では擬態語(ぎたいご)や擬声語(ぎせいご)といわれるものです。擬音・擬態語とは人や動物の声や物音をその音に似た形で描写したり、人や物の動き・様子を感覚的に描写したりするための、特有の語形をもった言葉です。日本のオノマトペは海外と違い、独立した単語として存在します。(https://niwasaburoo.amebaownd.com/)より一部引用
オノマトペの種類
オノマトペは擬声語・擬態語・擬音語・擬容語・擬情語の五つに分けられます。
- 擬声語(ぎせいご)
動物の声や物体の音について言語化したもの。
- 擬態語(ぎたいご)
物事の状態・身振りを、言語化したもの。(無生物の状態)
- 擬音語(ぎおんご)
自然界の音や物音を言語化したもの。
- 擬容語(ぎようご)
物事の状態・身振りを、言語化したもの。(生物の状態)
- 擬情語(ぎじょうご)
人の心理状態や感覚。
よく使うオノマトペ一覧
擬音語(ぎおんご)
ぱらぱら:小さな粒状のものがまばらに散るさま
例:雨がぱらぱら降っている
ざーざー:強い雨の音を言語化したもの
例:雨がざーざー降っている
ぱたぱた:続けざまに打ち合わせる音
例:鳥がぱたぱたと飛んでいる
がちゃん:硬いものがぶつかったり、何かが組み合わさったりはまったときの音
例:鍵をがちゃんとしめる
ばたん:物が音を立ててぶつかるさま
例:人が急にばたんと倒れた
ごろごろ:雷の鳴る音
例:雷がごろごろ鳴る
擬声語(ぎせいご)
わんわん:犬の鳴き声を言語化したもの
例:近所の犬がわんわんと泣いている
おぎゃー:赤ちゃんの泣き声を言語化したもの
例:赤ちゃんはいつもおぎゃーと泣いている
げらげら:人が大笑いした音を言語化したもの
例:彼の話が面白くてげらげら笑った。
ぼん!・どかん!:爆発した音を言語化したもの
例:隣の部屋からぼん!・どかん!と爆発音が聞こえた。
ぶーぶー:豚の鳴き声を言語化したもの
例:近所の豚がぶーぶーと泣いている
くすくす:なるべく声を出さないように小さく笑うこと。
例:赤ちゃんはいつもおぎゃーと泣いている
擬態語(ぎたいご)
つるつる:表面が非常に滑らかなさま、よく滑るさま
例:氷の上では車はつるつる滑るので危険だ
きらきら:光り輝く様子
例:星がきらきら光る
ぶわーっと:ある程度の距離、時間、事が素早く進むこと
例:車がぶわーっと進んだ
ぐちゃぐちゃ:つぶれたり、ぬれたり何かが整ってない状態になること
例:この紙はぐちゃぐちゃなので使えない。
擬容語(ぎようご)
うろうろ:あちこち動き回るさま
例:道に迷ってうろうろする。
すたこら:急いで逃げるさま。素早く立ち去るさま
例:強盗がすたこら逃げていった。
のろのろ:動きや進みがおそいさま。
例:亀はいつものろのろ歩いている。
うとうと:眠気を催すさま、眠りの浅いさま
例:お昼ご飯を食べた後はうとうとしてしまう。
ぐっすり:深く眠るさま
例:昨日は疲れていたのでぐっすり眠れた。
だらだら:怠けていて気合いが入っていないさま
例:明日は休みの日なので一日中だらだらしよう。
がくがく:恐怖や疲労などで、身体の一部が強く小刻みに震えるさま。
例:沢山運動したので足ががくがく震える。幽霊のようなものを見てから足ががくがくする。
ぶるぶる:身体などが震えるさま
例:寒くてぶるぶる震える。
きょろきょろ:絶えずを周りを見渡すさま
例:海外に行った時、ずっときょろきょろしていた。
わいわい:大声でさわぐさま。
例:小学生達はいつもわいわいしている。
擬情語(ぎじょうご)
いらいら:腹が立っていたり、思うようにならず、心があせって神経が高ぶること。
例:先生に怒られていらいらする。
わくわく:楽しい期待などで心が落ち着かず、胸が躍るさま。
例:明日から旅行に行くのでわくわくしている
うっとり:美しいものなどに心を奪われてぼうっとするさま。
例:彼の歌声にうっとりした。
どきり:外からの刺激により鼓動が激しくなるさま
例:財布が見つからなくてどきりとした
ずきずき:傷などが脈うつように続けて痛むさま。
例:昨日から胸のあたりがずきずきするので病院に行こう。
しんみり:心静かに落ち着いているさま
例:私の友達はしんみりした人だ。
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