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Lesson6 は行

破天荒(はてんこう)

今までだれもやれなかったことをすること。前代未聞。
例)あいつはいつも破天荒なことをする。





花よりだんご(はなよりだんご)

表面的な良さよりも、実際に役立つほうを選ぶということ。実利主義。
例)あの娘は花よりだんごだから、プレゼントは何か実用的なものをあげるといいよ。

畑ちがい(はたけちがい)

専門とする分野がちがうこと。
例) 物理は畑違いなので全く分からない。 

羽目をはずす(はめをはずす)

調子にのって程度を越すこと。
例) この前友人の家で羽目をはずして騒ぎすぎてしまった。 

火に油を注ぐ(ひにあぶらをそそぐ)

勢いがあるものをあおりたてて、さらに勢いをつけてしまうこと。
例)火に油を注ぐようなまねをするな!

人のふり見て我がふり直せ(ひとのふりみてわがふりなおせ)

人の行動のよい点や悪い点を見て、自分の行動を反省し欠点を改めよ。
例)嫌なことをされたら同じことを他の人にしないようにしなさい。人のふり見て我がふり直せ、だよ。

百聞は一見にしかず(ひゃくぶんはいっけんにしかず)

人の話を何度も聞くよりも、一度実際に自分の目で見たほうがよくわかる。
例)百聞は一見にしかず。そんなに信じないなら自分の目で確かめてみろよ。

火の無い所に煙は立たぬ(ひのないところにけむりはたたぬ)

火の気のないところから、煙が立つことはない。多少であれ噂が立つのは、何か原因があるものだ。
例) 火のないところに煙は立たぬというから、あの彼が無関係ということはないだろう 

覆水盆にかえらず(ふくすいぼんにかえらず)

一度やってしまったことは取り返しがつかない、という意味。
例)過ぎたことを後悔しても無駄だよ。覆水盆にかえらずというだろう。

袋のねずみ(ふくろのねずみ)

逃げ出すことができない状況のこと。
この先は行き止まりだから犯人は袋のねずみだ。






踏ん切りがつく(ふんぎりがつく)

何かのきっかけで、あることを決心すること。
例)やっと留学することに踏ん切りがついた。

へそで茶をわかす(へそでちゃをわかす)

おかしくて大笑いするようす。
例) 君の話はばかばかしすぎてへそで茶をわかすよ。

下手の横好き(へたのよこずき)

下手なくせにそのことが大変好きで熱心なこと。
例) 父は下手の横好きで、もう10年もトランペットを習っているがまるで上達しない。

蛇ににらまれた蛙(へびににらまれたかえる)

おそろしくて体を動かすことができない。
例) あいつが社長と話しているときはまるで蛇ににらまれた蛙のようだ。

へそを曲げる(へそをまげる)

きげんを悪くすること。
例) いつまでもへそを曲げてないでいい加減機嫌をなおしてくれないか?




屁のかっぱ(へのかっぱ)

なんとも思わないこと。
例) これくらい屁のかっぱだよ。

棒に振る(ぼうにふる)

努力や苦心が無になることのたとえ。
例) 無計画に行動しても人生を棒に振るだけだよ。

ほっぺたが落ちる(ほっぺたがおちる)

食べ物がすごくおいしいこと
例) 彼女の手料理はまるでほっぺたが落ちそうだ。

盆と正月が一緒に来たよう(ぼんとしょうがつがいっしょにきたよう)

うれしいことが重なること。
例) 姉に子どもが生まれて、妹が結婚するなんて盆と正月が一緒に来たようだ。

 

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