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Lesson8 や行
焼け石に水(やけいしにみず)
焼けた石に少しくらい水をかけても冷たくならないように、少々の事では意味がなく効果がないことのたとえ。
例)今まで勉強をしてこなかったのに試験前に徹夜しても焼け石に水だ。
八百長(やおちょう)
真剣に戦っているように見せかけて、実は打ち合わせどおりに勝負を決着させること。
例)相撲の試合で八百長疑惑が浮上した。
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病は気から(やまいはきから)
病気は心の持ちようで起こり、良くも悪くもなる。
例) あまり気にしすぎるなよ。病は気からというじゃないか。
藪から棒(やぶからぼう)
だしぬけで思いがけないこと。突然なこと。
例) 藪から棒にそんな話をされても返事のしようがない。
有終の美(ゆうしゅうのび)
最後までなしとげて、立派な成果をあげること。しめくくりが立派なこと。
例)彼は引退試合でゴールを決めて有終の美を飾った。
指をくわえる(ゆびをくわえる)
もの欲しそうにすること。何もできずにながめること。
例)友達が結婚していくのを指をくわえてながめている。
油断大敵(ゆだんたいてき)
ちょっとした心のすきが大きな失敗を招く原因になるということ。
例)うまくいっている時こそ気をつけなければね。油断大敵だよ。
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横槍を入れる(よこやりをいれる)
一対一の勝負に第三者がでしゃばること。
例) おれとあいつの勝負に横槍を入れるな!
弱り目に祟り目(よわりめにたたりめ)
困っているときに、さらに困ることが起きること。
例)弱り目に祟り目で、携帯電話をなくした上に、財布も落とした。